マットレスの寿命はメーカーやマットレスの種類や商品によって色々と変わりますが、低品質や素材が弱いマットレスは2年~5年、高品質のメットレスでも5年~10年になります
マットレスを買い換える時には古いマットレスを処分する手間もかかりますし、購入時もサイズが大きいマットレスを購入すると部屋に入れるのに苦労したりと様々な手間がかかるので、マットレス購入時はしっかりと寿命の事も考えて購入しましょう
特に【腰痛マットレス】の購入を検討されている方は耐久性は重要です
また、最近寝心地が悪く感じたり睡眠時に腰痛や身体が痛いと感じている方はこのサイトを見てマットレス買い換えの参考にして下さい
目次
マットレスのメーカーや種類によって寿命はどれくらい?
まず、マットレス有名メーカーのマットレスの寿命がどれくらいか見るために、各メーカーの保証期間を確認しました
保証期間中はマットレスの素材が凹んでしまったりしても無料で交換してくれるサービスで、意味を返せば各メーカー、商品で設定している保証期間中はメーカーもマットレスが凹んだりしない自信がある期間とも考える事ができます
保証期間 | 素材 | 価格帯(シングル) | |
IKEA | 25年 品質保証 | スプリング・高反発・ラテックス | 10,000~70,000円 |
無印 | 無し(30日間返品) | ポケットコイル・スプリング・ファイバー・ウレタン | 8,000~80,000円 |
フランスベッド | 2年保証 | スプリング・高反発ウレタン・低反発ウレタン・ファイバー | 35,000~216,000円 |
モットン | 無し (90日間お試し可能) |
高反発ウレタン | 39,800円 |
雲のやすらぎ | 無し (100日間返金保証) |
スプリング・ウレタン | 39,800円 |
マニフレックス | 12年保証 | 高反発ウレタン(エリオセル) | 32,670~216,000円 |
エアウィーヴ | 3年保証 | ファイバー(エアファイバー) | 97,200~345,600円 |
トゥルースリーパー | 1年保証 | 低反発ウレタン | 24,624~37,584円 |
テンピュール | 10年保証 | テンピュール | 205,200~243,000円 |
メーカーによっては保証期間を設定していない場合や、保証期間では無く実際に使用して自分に合っているかを確認する「お試し期間」を設定しているメーカーもありました
マットレス素材別の寿命について
当サイトで各メーカーさんの商品と素材を見て感じた事ですが、大手家具メーカーのIKEAさんの25年保証は大手ならではの保証期間と考えて
- 高反発ウレタンマットレス
- 高反発ウレタンマットレス&ポケットコイルのハイブリッド
- ポケットコイルマットレス
- ポケットコイルマットレス&低反発のハイブリッド
- ファイバーマットレス
- 低反発マットレス
上記の上から長期間使用できるであろう素材と組み合わせです
もちろん商品の品質の高さによっては上記の順番通りではありませんが、長期間の品質保証が付いているマットレスの特徴は
高反発ウレタンの素材のみを使用しているやテンピュールの様に独自開発の素材のみを使用していることです
次に寿命が長いのは耐久力が強い高反発ウレタンマットレスとポケットコイルのハイブリッドで、最も寿命が短いのは低反発マットレスになります
高反発ウレタンマットレスの中でも密度の低いウレタンは底付き感があったり、ヘタリやすいです
密度は数値で30D等と表しますが、30Dから20Dに10D下げると原価が半分以下になるので、密度の記載をしていないマットレスには注意しましょう
高反発ウレタンマットレスの密度は30D以上がおすすめです
素材別マットレス寿命目安
素材と組み合わせ | 寿命の目安 |
高反発ウレタンマットレス | 5年~10年 |
ラッテクスマットレス | 5年~10年 |
高反発ウレタン&ポケットコイル | 3年~8年 |
ポケットコイルマットレス | 3年~6年 |
ファイバーマットレス | 3年~6年 |
低反発マットレス | 2年~5年 |
※寿命の目安は保証期間・メーカーへの問い合わせ・ウレタンの密度を総合的に考えた当サイトの独自基準で参考数値です
寿命についてはマットレスを使用する環境や人の使用頻度や方法によっても変わってきますし、同じ素材を使用していても商品としての品質の高さによっても寿命が変わってきます
同じメーカーさんでも低価格のマットレスは保証期間が短く高額のマットレスは保証期間が長い事もあるのでマットレスの購入で安い(10,000円~20,000円程度)マットレスの購入はおすすめしません
マットレスの素材は人によってそれぞれ好みも変わります硬めが好きな方も居れば、柔らかさ重視の方も居ます
低反発マットレスは寿命が短いですが、価格も比較的安いのでマットレスの寿命を適切に見極めて寿命が来たら買い換えしましょう
柔らかさ重視で寿命が長いマットレスを探すのであれば、低反発マットレスとポケットコイルのハイブリッドマットレスもおすすめです
マットレスの交換のサインを紹介します♪
- マットレスの肩や腰部分が凹んでいる
- マットレスのきしみが酷くなった
- 寝るとスプリング(コイル)が痛い
- 乾燥や手入れをしてもカビが取れない
- 寝起きに身体や腰に痛みを感じるようになった
マットレスの肩や腰部分が凹んでいる
睡眠時にマットレスに体重がよくかかってしまう肩や腰部分が凹んだ状態から復元しなくなってしまうとマットレスの買い換えが必要になります
体重がかかる部分が凹んでいる状態で寝ると肩や腰部分が必要以上に沈んでしまい、血流が悪くなって腰痛になってしまう事もあります
特に低反発マットレスで起こりやすいヘタリ方なので注意しましょう
マットレスのきしみが酷くなった
スプリング(コイル)マットレスによく起こるヘタリ方ですが、スプリング(コイル)が寿命になるときしみが発生します
他にもマットレスの一部が凹むなどのマットレスに歪みが生じるときしみや異音がでるので買い換えをおすすめします
寝るとスプリング(コイル)が痛い
スプリング(コイル)マットレスの場合、マットレスの表面部分がへたってくると内部にスプリングが身体にあたってしまう事があります
マットレスに寝るとスプリングを感じる様になると早急に買い換えを検討する必要があります
状況によってはスプリングがマットレスを突き破ってしまう可能性もあるので新しいマットレスに交換するまでは、トッパーやパットなどを利用して下さい
乾燥や手入れをしてもカビが取れない
マットレスは睡眠時にかいた汗を吸っているので定期的に乾燥させる事やシーツを洗濯するなどの手入れも必要になりますが、シーツだけで無くマットレス自体にカビが生えてしまって取れなくなってしまうと睡眠時にカビを吸ってしまう危険もあるので交換を検討しましょう
ファイバーマットレスならお風呂場で直接洗う事も出来ますが、低反発マットレスなど通気性が悪い素材は特に要注意です
寝起きに身体や腰に痛みを感じるようになった
購入して直ぐに朝起きると身体や腰に痛みを感じるようであれば、基本的にマットレスが身体に合っていないと言うことですが、今まで寝起きに痛みを感じなかったのに痛みを感じる様になったのであればマットレスがヘタってきているのかも知れません
特に生活のリズムに変化が無いのに睡眠が浅くなったり熟睡出来ないと感じたらマットレスの交換時期かもしれません
マットレスの寿命を延ばす方法を紹介♪
- 定期的にマットレスをローテーションさせる
- 定期的にマットレスを乾燥させる
- 定期的にシーツを洗濯する
定期的にマットレスをローテーションさせる
定期的にローテーションさせる事で、体重がよくかかる肩や腰部分の位置を変える事が出来ます
同じ場所ばかりに体重がかかり続けると凹みやヘタリが早くなってしまいますが、ローテーションすることで、体重がかかる場所が変わりマットレスの寿命も延びます
定期的にマットレスを乾燥させる
マットレスは定期的に乾燥させる必要があります
睡眠時にかいた汗によりカビなどの衛生面の問題もありますが、乾燥させずに湿った状態で使用し続けるとマットレス自体のヘタリが早くなってしまいます
定期的にマットレスを立てかけたりして乾燥したり、マットレスは直置きをせずにすのこベッドを使用したり等、湿気が溜まらない様に対策をしましょう
定期的にシーツを洗濯
洗濯の頻度は週に1回もしくは2週間に1回は必ずシーツを洗濯しましょう
シーツをこまめに洗濯することでダニ・臭い・雑菌繁殖を抑えることが出来ます
シーツを洗濯しないとマットレス自体にダニ・臭い・雑菌が繁殖してしますとマットレス自体の交換が必要となってしまいます
シーツをこまめに洗濯することでマットレスの寿命を長持ちさせる事が出来ます
少し手間を加えるだけでマットレスの寿命が延びるので試して下さい♪